ぶたまくら様よりご質問を頂きました。
初めてのご質問です。
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「一人目を帝王切開で出産しました。
2人目は2年以上あけて。3人まで産めます。と言われましたが
18歳のときに卵巣のうしゅの手術をしていて癒着がすごかったので帝王切開の
時間が少し長くなってしまった
当然次も癒着がもっとあると思います。
と言われました。
傷も卵巣のうしゅと同じところを切ったのでもしかして2人目でもう妊娠できな
いのでしょうか。
なんだかとても不安です。」
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ぶたまくら様、ご心配、お察し申し上げます。「癒着」といわれるとどうなっているのか分からず不安になりますよね。
まずは帝王切開について「2人目は2年以上あけて」と言われているあたり、ご年配の先生でしょうか。現在は最低3ヶ月、まず6ヶ月あければ大丈夫と言われています。3人まで産めますというのは、ほぼその通りかと思います(個人的には4人目以降の帝王切開の経験もありますが)。また傷については、普通は卵巣の手術と同じ場所を切りますよ。
癒着とは、組織がくっつくことです。これは、手術操作の際に、指などが例えば子宮などの表面の微小な血管を傷つけてしまい、フィブリンという血を固める成分が出てくることにより、組織がくっついてしまうことでできてしまいます。残念ながら手術をすると多かれ少なかれ、癒着が発生します(これは傷が治るためにも必要です)。ただしその程度については、症例(患者さん)ごとに千差万別で、一概に言うことはできません。また手術を重ねるごとに、癒着がひどくなるのも事実です。なぜ手術が難しくなるのかと言いますと、目的の場所にたどり着くために、癒着したところを切る必要があるため、縫合したり、出血を止めたりする必要があるためです。ちなみに、子宮内膜症や骨盤内感染症(クラミジア)などでも(手術をしていないのに)癒着が起こることがあります。
帝王切開に関して言いますと、僕の経験では、癒着がひどかったせいで赤ちゃんを出せなかったことはありません。ただ、やはり多少出血が多くなったりすることはあります。子宮内膜症で子宮が骨盤に完全にくっついている人でも何とかなります。人間の体はうまくできていて、子宮が大きくなるのにあわせて、癒着している組織ものびてくるのです。
結論としては癒着があるといわれたからといって2人目をあきらめる必要はないと思いますよ。癒着の有無が命にかかわることはないと思いますが、手術の腕によって出血の度合いや合併症などが異なってくる可能性がありますので、場合によっては大きな病院を紹介してもらったりしてはいかがでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです。
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